2020/06/29 11:48
轆轤(ろくろ)で作った木製材料をさらに細かくするのに使うのが、この作業台です。8代目が十二支を考案して以来約90年の歴史があり、この作業台一台ですべての人形の細かい部材を作っていくので、おぐら屋にはなくてはならないものの一つです。この台で材料をカットしたり、削ったり、彫ったりして、できた部材を本体に接着していきます。
今、来年の干支「丑」作りにかかっています。小人形30体を完成させるのに、約3日間かかります。小さな部材から色付けまで一つ一つ丁寧に作っていきます。